デュワー・ラトレーがボトリングした、バーボン・ホグスヘッドで6年5ヶ月、さらにSTRカスクに詰め替えて20ヶ月熟成させたロイヤル・ブラックラ2014年です。335本ボトリング
STRカスクはShaving(シェービング)、Toasting(トースティング)、Re-Charring(リチャーリング)という工程の頭文字から名付けられた再活性樽の一種で、赤ワインの発酵に使われた樽に上記の加工を施した物です。芳醇なフルーツ、オーク、スパイスの力強い味わいを引き出すとされています。
【輸入元テイスティングコメント】
色:淡いゴールデンカラー
香り:ハニー&カスタードから徐々にワインやオレンジジャム
味:カスタードやメープルシロップから、程よいワイン&フローラルな甘み
フィニッシュ:優しいビター感が続く
創業から23年後にあたる1835年にモルトウイスキー初の王室御用達を賜ったロイヤル・ブラックラ蒸溜所は、ロイヤルを名乗ることが許された数少ない蒸溜所のひとつとして知られています。
しかしながら後年ブレンデッド・ウイスキーの始祖として名を馳せるアンドリュー・アシャーが関わり順調に経営できていたのは1852年までで、同年のオーナー交代と翌1853年のアンドリュー死去をきかっけに、数多のオーナーの下を転々とする数奇な運命を辿りました。1998年にユナイテッド・ディスティラーズ(現ディアジオ)からバカルディへ売却されましたが、熟成中の樽は売却対象から外されたため、まだ暫く入手が難しい銘柄であり続けると思われます。
Royal Brackla Distillery
A.D.Rattray
[区 分] シングルモルト
[蒸溜所] ロイヤル・ブラックラ蒸溜所
[産 地] スコットランド 北ハイランド地方
[瓶 詰] デュワー・ラトレー
[原 料] 麦芽(モルト)
[Alc度数] 57.9 カスクストレングス
[熟成樽] 説明文に記載 樽番号26
[瓶詰数] 335
[輸入元] スリーリバーズ
[備 考]
[保存方法] 冷暗所にて