スコットランド本島北端の街サーソーにかつて実在したウルフバーン蒸溜所。1821年に創業するも1877年には廃墟として記録されている短命に終わったその名を受け継いで、2011年に新ウルフバーン蒸溜所が創設されました。2013年の操業開始から3年の月日が流れ、2016年にウルフバーンの定番アイテム第1弾としてリリースされたのが、こちらノースランド。最高責任者アンドリュー・トンプソンがこだわる「HANDCRAFTED, NO AUTOMATION」、伝統的な作業を通して可能な限り人の手で造り出されたウイスキーを、スコットランド本島最北端からお届けします。
熟成樽はアメリカンオーク製のセカンドフィル・クォーターカスクと公表されていますが、非公開情報としてアイラ島南岸にある王室御用達の蒸溜所から樽を譲り受けているという話があります。ピート香の出所は麦芽か、はたまた樽に染みこんだアイラ産シングルモルトか。小樽を使うことで熟成もしっかり進んでおり、オススメできる一本です。
【正規輸入元テイスティングコメント】
薄金色。ピート香、軽いスモークを感じる。奥にフレッシュなリンゴの果実香が隠れている。オイリーでやわらかく心地よい甘さ、ナッツっぽく香ばしい。穏やかな塩っぽさ、スパイスがありドライフィニッシュ。