1963年から1994年までボウモア蒸留所を経営していたことで知られるモリソン家が2017年に立ちあげたクライドサイド蒸溜所が手掛ける、6年以上のシェリーカスク熟成原酒100%で構成されたシングルモルトです。グラスゴーで造船業が栄えた19世紀、地元の港湾地区にて船造りの父と呼ばれたロバート・ナピア氏にあやかって「ナピア」と命名されました。
【蒸溜所テイスティングコメント】
香りは熟したベリー系、甘いバラの花にトロピカル、味はオレンジマーマレード、チェリー&バニラ、フィニッシュは温かいクローヴ&ジンジャー
【輸入元テイスティングコメント】
色:綺麗なダークカラー
香り:プルーン、ベリー、シナモン、ライトカカオ
味:ソフトな甘み、ママレード、シナモン、カカオレーズン
フィニッシュ:クローヴのビターが心地よく続く
寸評:若さは感じずリッチでソフトに仕上がっている
グラスゴーの港湾地区で2017年に創業したクライドサイド蒸溜所は、1863年からウイスキー事業を手掛ける老舗ADラトレー社のオーナー、そして1963年から1994年までボウモア蒸溜所のオーナーでもあった、モリソン家が運営しています。原料の大麦は全量を地元の契約農家から調達し、ローランドモルトの特徴とされる3回蒸溜ではなくスコッチ系ウイスキーで一般的な2回蒸留を採用。熟成には高品質のファーストフィル・バーボン樽をメインに、シェリー樽やリチャーしたバーボン樽も使用しています。