World Spirits Award 2016 金賞受賞
ジュネバジン発祥の地、オランダ スキーダムで1777年からスピリッツを生産している家族経営の老舗蒸溜所ハーマンヤンセンとインドネシアに自らのルーツを持つセバスチャン・ヴァン・ボッケルが、2年の開発期間を費やして2014年に完成させたクラフトジンです。
西洋と東洋のスパイス・ハーブから厳選されたジュニパーベリー、レモングラス、シナモン、クローブ、コリアンダー、ローズヒップ、フェンネル、キュベブペッパーをライ麦100%のグレーンスピリッツと共にポットスチルで個別に蒸溜した8種類の原酒をもとに、添加物、糖類、抽出物を一切加えず作り上げたピュアなジン。東南アジア定番のハーブ、レモングラス由来の爽やかなフレーバーがチャームポイントです。
【蒸溜所テイスティングコメント】
香り:シトラス、花に暖かいスパイスとシナモンにクローヴ
味:レモングラスと暖かいベルベットで最後はシナモンとコショウ
1950年代にインドネシアからオランダに移住した"ボビー"ことジャコバス・アルフォンスは、お気に入りのオランダジンに祖国インドネシアのスパイスやハーブを加えたオリジナルのジンを楽しんでいました。母の家で見つけたオールドボトルをきっかけに祖父ボビーが語った昔話とユニークなインドネシア風レシピへに感銘を受けたセバスチャンは、"ジンが発明された街"スキーダムでハーマンヤンセンの7代目マスターディスティラーと出会う縁もあり、伝統的なスキーダム・ジェネバとインドネシア・スパイスの融合に取り組むこととなりました。