サステナブルな酒造りをコンセプトに企画されたロン・バルセロ オーガニックは、同社が保有する最も古い畑で有機農法にて育てたサトウキビが使われています。サステナブルへのこだわりは栽培方法にとどまらず、ラベルやパッケージは絞ったサトウキビの繊維で作った紙、印刷のインクも有機材料由来、蒸溜所で使う電力の90%以上をバイオマスや太陽光といった再エネで調達、発酵で生じる二酸化炭素も回収して炭酸飲料の原料に使うという徹底ぶりです。
【輸入元テイスティングコメント】
濃い琥珀色。カラメルチェリー、ココア、タバコの香り。最初は果実味が目立ち、背景にはトーストしたドライフルーツとピンクペッパーが現れる。味わいはクリーンでピュアであり、長く柔らかな仕上がり。
カリブ海の島国 ドミニカ共和国でスペイン系ラムを生産するバルセロは、ドミニカの蒸溜所で唯一、モラセス(糖蜜 砂糖精製の副産物)ではなくサトウキビの絞り汁のみを原料としているメーカーです。最高のサトウキビを使って仕込んだ原酒は、現地の熟成庫にてバーボン樽で熟成されます。
バルセロ蒸溜所のルーツは、1929年にマヨルカ島からドミニカへ移り住んだD.フリアンバルセロ氏が翌1930年に設立した同名の蒸溜所。2000年にスペインのワインメーカー マルケス・デ・バルガスとスピリッツメーカーMGによる投資を受け、海外市場を見据えて社名をバルセロ・インテルナシオナルと改め新蒸留所を建設しました。