10年間のジャマイカでの熟成により、ファンキーでウッディー、完熟フルーツ。その後の8年間のイギリスでの熟成により、洗練されたバランスと落ち着きや複雑さ。双方の熟成地の良さを合わせ持つ、現時点で最長熟クラスのワーシーパーク。ラベルデザインは、ジャマイカを中心としたレゲエシーンにおいてとても愛用者の多い網シャツをモチーフにしています。
【輸入元テイスティングコメント】
香りは、完熟フルーツ(桃、パイナップル、りんご)、杏仁、紅茶、シナモン。洗練されたバランスとファンキーさを合わせ持つ。味わいは、上品なミルクチョコレート。ペッパーやシナモンのアクセント。完熟フルーツ(桃、パイナップル、りんご)、落ち着きがあり複雑な長い余韻。
ジャマイカがイギリスの植民地だった1670年に開設されたワーシーパーク農園には、1720年にサトウキビの商用栽培の、1741年には砂糖の副産物を原料としたラム製造の記録が残っています。農園は幾度かのオーナー交代を経て、1918年に現オーナーに連なるクラーク家の所有となりました。
砂糖価格の下落をきっかけとして1962年にラムの製造を辞めたワーシーパーク農園でしたが、2005年に新たな蒸溜所を建設、自社栽培による単一農園のサトウキビとフォーサイス社が製作したポットスチルを組み合わせた伝統的な手法によるラムの製造を再開しました。農園と蒸溜所の運営には環境への配慮が最大限になされており、サトウキビの絞りかすはボイラーの燃料に、蒸溜残液は肥料に、蒸溜液ともろみの温度差を利用して冷却と予熱を行う熱交換、所内で使用する水のリサイクルなど、徹底した対策が図られています。
![ワーシーパーク18年 [2006] ウイスキーファインド for キムラ](http://image1.shopserve.jp/ms-liquorhouse.jp/pic-labo/llimg/WorthyPark_2006_18y_WFind.jpg?t=20241231061651 "ワーシーパーク18年 [2006] ウイスキーファインド for キムラ")