ラテン語で「木漏れ日」を意味するアルボラリスは、グレングラント蒸溜所のエントリークラス・シングルモルト。その名の通りに明るい黄金色をしており、ソフトでスムースな口当たりながら、口に含むと広がる香りと味わいは様々な要素が複雑に混ざりながら調和し、ストレートはもちろん、オンザロックやハイボールなど多様なスタイルで楽しむことができます。
アルボラリスにはバーボン樽熟成とシェリー樽熟成、二つのタイプの原酒を用いており、それぞれの特長を引き出しながらも、ひとつのウイスキーとして個性を持ったヴァッティングがされています。
【蒸溜所テイスティングコメント】
香り:フローラル、フルーティー、レーズン、スイカズラ、オーク樽、モルト、微かなレモン
味:オークとドライフルーツがミックスされたバタースコッチ、ほのかなスパイス
フィニッシュ:長く続くモルトとバニラに一瞬の洋ナシ
1840年創業のグレングラントは、シングルモルト市場の黎明期から現代まで長きにわたって人気銘柄の地位を占めてきた銘柄です。蒸溜所元詰めの5年熟成がイタリア市場で圧倒的なシェアを握っていることから若いモルトが中心と思われがちですが、長期熟成においても素晴らしい出来栄えのボトルが数多くリリースされています。