ブルージンは、オーストリア アクスベルクのシュナップス(アクアビット)生産者ライゼットバウアーが2006年から造っているプレミアムなドライジンです。銅製ポットスチルで2回蒸溜した小麦由来のスピリッツにコーンスターチ由来のニュートラルスピリッツを加え、10カ国以上から集めたボタニカルを浸漬。熱で香りを損なわないよう低温を維持できる減圧蒸留でじっくりアロマを抽出しました。仕上げにオーストリア ミュールフィアテル地方の特別な泉から湧く軟水を取り寄せて仕上げの加水に使うことで、フレッシュな凝縮感と滑らかさを引き出しています。マティーニのベースやジントニックの隠し味として上々なのはもちろん、赤ワインくらいの温度に軽く冷やしてのストレートや1:1の水割りが素晴らしく魅力的。
ボタニカル レシピの全容は非公開ながら、ジンの定番であるジュニパーベリー、レモンの皮、アンゼリカの根、コリアンダーシード、ウコン、カンゾウなど、27種類のボタニカルをエジプト、中国、ベトナム、ルーマニア、トルコなど10カ国以上から集めました。主役のジュニパーベリーは遅摘みの完熟にこだわり、しかも鮮度が良い物だけを使うために仕込みを年1回に限る徹底ぶりです。
実はオーナーのハンス・ライゼットバウアーは当初ウォッカの生産を考えていたそうで、妻ジュリアから「あなたのお気に入りのナイトキャップはジントニックじゃないの」と言われて方針転換したとか。オーナーのこだわりが詰まったプレミアム・ジンをお届けします。