伊ソムリエ協会ワインガイド「ビベンダ 2022」
91-100点評価のワイン/グラッパに与えられる「5房」
チンクエ・グラッポリを2年連続で獲得!
地元特産の赤ワイン用ブドウであるテロルデゴに白ワイン用ブドウのピノ・ビアンコ(ピノ・ブラン)とミュラー・トゥルガウを組み合わせた、瑞々しく華やかな香りのグラッパです。樽香を控えてミュラー・トゥルガウ由来のフローラルな香りを主役に据えた香りは、滑らかでとても長く豊かな余韻と相まって素晴らしい出来映え。
【店長テイスティングコメント】
香り:ドライレーズン、マスカット、桃、レンゲの花、ハチミツ、仄かにニッキ。最初は繊細に、時間がたつとともにフルーツが力強く立ち昇る
味:爽やかでほろ苦いリンゴ、レンゲの花、メープルシロップ
フィニッシュ:ほろ苦くも繊細な甘味が、心地よいリンゴの酸味と仄かなスモークを伴って長く続く
「ヨーロッパで最も美しいワイン園」とも言われる、イタリア北方、アルプス山脈の麓にあるメッツォロンバルド。デ・ヴァルダ家はこの土地で1678年から続く貴族で、ワインやグラッパに深く関わり続けてきました。
グラッパはワイン造りで残るブドウの絞りかすを発酵させて造るブランデーですが、ヴィッラ・ディ・ヴァルダのグラッパは「グラッパを造るためにワインも造る」真逆のスタイル。ミケーレ・ドルザンが19世紀にグラッパ用ぶどう園を拓いてから4代目となる現当主ルイジ・ドルザンとその息子マウロが造るグラッパは、果汁をたっぷり残した新鮮な絞りかす(?)を加水・加糖なしで発酵させ、手作りの銅製蒸溜器で丁寧に蒸溜。凝縮された果実味に上質な樽ならではの熟成香もまとわせた、とても芳醇なグラッパを造り上げています。
Villa de Varda
Grappa Trie / Riserva Trentina Invecchiata
[区 分] ブランデー グラッパ
[蒸溜所] ヴィッラ・ディ・ヴァルダ
[産 地] イタリア トレント自治県 メッツォロンバルド
[瓶 詰] 蒸溜所元詰め
[原 料] ぶどう(テロルデゴ、ピノ・ビアンコ、ミュラー・トゥルガウ)
[Alc度数] 40
[熟成樽] フレンチオーク新樽
[輸入元] エステート・ワインズ・ジャパン 正規輸入品
[備 考]
[保存方法] 冷暗所にて