ドルザン50は、蒸溜所が保管していた1950年代の資料に基づいて、製法、ボトルやラベルのデザイン、おまけの麻布バッグに到るまで、全て当時のまま再現したボトルです。原料のぶどうは地元トレンティーノ産のテロルデゴとモスカート。蒸気加熱式のポットスチルで単式蒸溜した原酒をオーク、アカシア、桜の木材で作ったバリック(225L樽)で長期熟成し、加水控えめの50%でボトリングしています。
【蒸溜所テイスティングコメント】
色:イエローゴールドを帯びた、濃い琥珀色
香り:複雑かつ繊細で、香り高い。トースト香にナッツ、花、フルーツのニュアンスが続く
味:芳醇かつビロードのように滑らか。香りと同じ要素が複雑に広がる
楽しみ方:ミルクチョコレート、ショートクラストのパイ生地、ドライフルーツと相性が良い。料理酒としてソテーやソースの風味付けにも向く。脂の乗った塩漬け肉と熟成チーズの盛り合わせに蜂蜜やマスタードを添えても良いし、葉巻との相性は文句なし。
「ヨーロッパで最も美しいワイン園」と言われる、イタリア北方、アルプス山脈の麓にあるメッツォロンバルドでグラッパを作るヴィッラ・ディ・ヴァルダは、1800年代初頭にロメディオ・ドルザンがグラッパ用ぶどう園を拓いてから5代目となる現当主ルイジ・ドルザンとその息子ミケーレ&マウロ兄弟が運営しています。蒸溜所のルーツとなるディ・ヴァルダ家はメッツォロンバルドで1678年から続いてきた貴族で、代々ワインやグラッパに深く関わり続けてきました。蒸溜所に併設されたグラッパ博物館には、1400年代に使用されたポットスチルをはじめ1600点にのぼる醸造や蒸溜の器具や農具、数世紀にわたって経理や相続が記録された280点の文書など、数多くの貴重な資料が収蔵・公開されています。
グラッパはワイン造りで残るブドウの絞りかすを発酵させて造るブランデーですが、ヴィッラ・ディ・ヴァルダのスタイルは「上質なグラッパを造るために自らワインも造る」真逆のアプローチ。果汁をたっぷり残した新鮮な絞りかすを加水・加糖なしで発酵させ、手作りの銅製蒸溜器で丁寧に蒸溜。凝縮された果実味に上質な樽ならではの熟成香もまとわせた、とても芳醇なグラッパを造り上げています。
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輸入元完売の際はご容赦下さい
Villa de Varda
Grappa Riserva / 50° Dolzan
[区 分] ブランデー グラッパ
[蒸溜所] ヴィッラ・ディ・ヴァルダ
[産 地] イタリア トレント自治県 メッツォロンバルド
[瓶 詰] 蒸溜所元詰め
[原 料] ぶどう(テロルデゴ、モスカート)
[Alc度数] 50
[熟成樽] バリック(オーク、アカシア、桜)
[輸入元] エステート・ワインズ・ジャパン 正規輸入品
[備 考]
[保存方法] 冷暗所にて